フォトウェディング

写真スタジオで挙式の気分を思う存分体感してみましょうよ。

JUST MARRIED

結婚式を挙げないカップルにいまや必須と言われるのがフォトウェディングです。 挙式をするカップルにはあまり縁の無いこの新形態のサービスは、籍を入れる前でも 入れてからでも、なんなら結婚するつもりがない2人でも受けられるので、もしか したら同姓でフォトウェディングをするカップルもいるのかもしれません。 基本としては籍をどうのこうのするわけではなく、婚礼衣装の姿を写真スタジオや 結婚式場で撮影するサービスになります。 結婚式とは違うので神職の立会いもありませんし、緊張する儀式も一切ありません。 普通の結婚式ではキリスト教式・仏前式・神前式のどれを選んでも神職が立ち会って 行いますし、人前式でも立会人と言う重要なキーマンが存在して成り立ちます。 前撮りで婚礼衣装の写真も撮りますがそれがメインではなく、口にするとちょっと 恥ずかしいですがふたりが永遠の愛を誓う儀式が結婚式です。 ですがフォトウェディングでは立会人もなくただふたりの写真を撮ることを目的 にしており、良い写真の為に結婚式場を使うことはあっても挙式と直接関わりあう 内容は一切含まれません。 「完璧な構図とポーズで写真スタジオという恵まれた環境の中で素敵な写真を撮影 するのもいいけど、せっかく婚礼衣装を纏うのだし教会や式場での写真も欲しいな」 「人に見せるには写真スタジオでビシッと撮影した写真がいいかもしれないけど、 アルバム用には豪華な式場を背景にした一枚も不可欠かな」「予算とスケジュール に思ったよりも余裕があるみたいだしもう何枚が思い出の写真を撮ってもらおうか」 と写真スタジオを飛び出して記念撮影するとしても、写真の演出として式場を使うだけ なのでそこでなんらかの儀式を始めることはありません。 前撮りと同じような内容だけどどう違うのかわからないという新婚さんもいらっしゃい ますが、前撮りは結婚式を挙げることが前提になっています。 きっと挙式の最中も何百枚もの写真を撮るでしょうが、それとは別に全ての婚礼衣装 をそれぞれ記念撮影しておこう、ふたりの結婚式ではこれだけの衣装を用意したんだ、 という思い出のために撮影されるのが前撮りで、結婚式の記録のようなものです。 ですがフォトウェディングでは結婚式がありません。 なんらかの都合で結婚式をしない、あるいはしなかったカップルが、それでも結婚の 思い出作りとしてちょっと豪華な撮影会をしよう、それがフォトウェディングです。 結婚式とは違うただの記念撮影、と言ってしまった方がわかりやすいかもしれません。 記念撮影なので申し込むのは式場ではなく撮影を請負っている写真スタジオになり、 もしカップル側が教会や式場を利用した写真も欲しいと希望をだしたのなら、撮影 する側が手配してくれるでしょう。 そしてただ記念写真を撮影するだけなので、誓いの言葉も結婚指輪も必要ありません。 小道具として指輪を使うとしても、写真映りがよさそうな指輪を準備すればいいだけで その場凌ぎにどこかからレンタルした指輪を使えば万事解決です。 指輪を沢山持っている友人がいたら見せてもらい、「ちょっとその指輪貸してよ、 明後日返すから」と撮影に合わせて調達すればいいのです。 とはいえいくら結婚式を挙げないとしても、籍を入れるのならお嫁さんになる人には 指輪を贈っておいたほうが無難でしょう。 結婚するつもりはないし籍も入れる気もないけど話題のフォトウェディングを一度 経験しておきたい、親が反対するので結婚はできないけどフォトウェディングで 擬似結婚したい、そんな場合は指輪をレンタルで済ますのもありですが。 またゲストを招いての披露宴とは違い、この日にフォトウェディングの撮影だから ぜひ来て下さい、と招待状を送ることもありませんしおもてなしする準備に走り回る 必要も一切ないという手軽さもフォトウェディングの嬉しいポイントです。 せっかく素敵な写真をたくさん撮影したのだから、その中でもとっておきの写真を数点選んで 両親にプレゼントしてあげたら大変喜ばれるでしょう。また、 自分たちの記念にもアルバムだけではなく、写真パネルにして新郎から新婦へプレゼントするのも素敵ですね。