フォトウェディングまで

どんな段取りでフォトウェディングを実行するか、これは旦那の見せ場です。

ガッツポーズの男性

記念写真が欲しいからフォトウェディングをするのでしょうから、どんな写真をふたり が望むのかを明確に決定することから共同作業は始まります。 思い出にこんな写真が欲しい、というのが決まったら予算内で実現してくれそうな 業者探しへと一歩ずつ確実に駒を進めます。 最近フォトウェディングについて調査したばかりの友人を探したり、知り合いの口コミ 情報を参考にしたり、インターネットの検索サイトでピックアップしたり、同級生の 中に写真スタジオについて詳しい人がればメールで教わったり、雑誌で特集されている 記事で紹介されている業者は無いかと読みふけってみたり、本気で探せばきっと数社は 気になる業者がみつかるはずです。 選考の基準はどこまでの撮影が可能か、オプションは充実していてこちらの要望を 満たしてくれそうか、がメインとなるでしょう。 リーズナブルな料金でふたりが住んでいるマンションからも近そう、徒歩約3分の距離 にあるから打ち合わせにいつでも行けそうだけど、和装専門だからドレスは不可、 そんな業者もあるでしょうから最初に条件をはっきりとさせ、それを可能にする サービスを提供してくれるかどうかを第一に見極めなければなりません。 こちらの条件に叶う複数の業者をピックアップできたら、各社同じ内容で料金が どれくらい違うのかを知るために相見積もりをとりましょう。 「似たような条件ならどこに依頼しても値段はあまり変わらないだろう」と思われる 新婚さんもいらっしゃるでしょうが、セット料金+オプションとなる業者もあるし こちらの希望次第では金額に大きな差が出る可能性もあります。 写真撮影代金だけに注目せず、衣装レンタル代やヘアメイク代、ロケーション撮りの 場合は貸し切り料金なども込みで見積もりを比較しないと公平に判断できません。 条件と金額に満足のいく業者がみつかりそこに決定しよう、となったらようやく本格的 な打ち合わせがスタートします。 叶えたい願いを全て伝えて一切の妥協を許さず、一生の宝物になる記念写真を残すんだ と意気込んで打ち合わせに臨むのはお嫁さんに任せて、旦那さんの方は適当にはいはい 言ってさっさと終わらせようとするパターンが多そうですし、ここで頑張るのはきっと 女性なのでしょうがそれでもいいでしょう。 男性はそれほど衣装に興味も拘りもなく、提示された中から自分で適当に選ぶか、 相方の衣装に合わせて選ぶ、あるいは相方が選ぶ、というのが王道のようです。 もっとやる気のない人なら右手に一番近いから、と一番右側のサンプルを指差して 決めてしまうこともありますし、それで後悔することもなさそうです。 撮影場所や衣装が決まったら当日を待って撮影です。 この日は万全の体調でいい笑顔ができるよう、前日は早めに歯を磨いて就寝するよう お互いにスケジュールを調整しておきましょう。 どうしても深夜に観たいテレビがある、という場合は録画して後日観ればいいし、 とにかく早寝を心掛けます。 写真スタジオではなくロケーション撮りだと当日の天候によっては撮影が出来ない ことも考えられるので、その点もあらかじめ打ち合わせで決めておくと安心です。 雨天決行できそうなロケーションなら写真の雰囲気がやや変わる程度で済むでしょうが、 台風の日に海岸ロケや吹雪の日に山頂でロケをするとなると命に関わります。 荒れた海を背景にした写真も場合によっては入魂の作品となりうるでしょうが、 フォトウェディングとしてはあまり歓迎されません(特に女性には)。 なので空模様、海模様次第では延期にするか、代案も考えておけば万全です。 撮影された写真から何点か選んだり、一式をCDなど記録媒体に保存して渡されて 全てが完了となります。 その写真はふたりで楽しむだけでなく、年賀状に使ったりブログにアップしたりと アイデア次第で使用法は無限大ですので、それを含めてきっと良い思い出になるで しょう。