フォトウェディングの種類

結婚式と違い決めなければならない事柄が少ないので簡単です。

スマホを見るカップル

大人数のゲストを招待して披露宴・結婚式を挙げるのは当日もさることながら事前の 準備も大変で、寝不足の毎日を乗り切らなければなりません。 それに比べてフォトウェディングはとっても手軽で準備期間に消費するエネルギーは、 名古屋の嫁入り規模の結婚式の15%以下で済むとのクチコミ情報もあります。 式を挙げるよりも手軽だと言われる理由は準備が簡単というほかにも、費用を安く 抑えることが可能という点があります。 (ゲストからのご祝儀が期待出来ないというデメリットもありますが) 事前の準備も簡単で低価格のフォトウェディングは、新時代のカップルにとっては 通常の挙式の代案として充分魅力のあるプランとなるでしょう。 決める事柄が少ないとはいえそれなりに希望をリクエストできますし、こういった場面 でこんな派手な衣装で撮影して欲しい、と本人達の欲望を叶えるゴージャスな一枚を 手に入れることは、結婚式よりも写真撮影がメインのフォトウェディングのほうが 得意分野ともいえます。 撮影で必要な演出以外は通常仕様であったり、誰もゲストは呼ばないので名称ほど 華やかな進行とはならず地味に作業を進めていくことになりますが、記録に残る映像の 部分では披露宴や結婚式にひけをとらないのです。 そんなフォトウェディングも撮影を行う場所などでいくつかの種類に分類されますが、 オーソドックスなのは写真スタジオでのフォトウェディングになります。 撮影用のスタジオで婚礼衣装に着替えたふたりを腕利きのカメラマンにパシャパシャ 撮って貰えるので、自分達だけで休日に自宅や公園へ出掛けてセルフタイマーを使用 して写真撮影するよりも、レベルの高い記念写真を複数枚ゲットできます。 やはりプロの技術(テクニック)は素人が真似できるものではなく、身近にそこそこ 機材を所有していて「最近新しいレンズを買っちゃったんだ」と自慢する知り合いが いたとしても、その人に撮影してもらった写真とプロがスタジオで撮影した写真では 雲泥の差があるのは素人の目から見ても明らかなほどです。 なので「写真スタジオって屋内で撮影するだけでしょ、感動的で魂を揺さぶるような 素晴らしい写真は望めそうもないし、それならカメラ小僧の異名を持ってる趣味暦 18年で過去に様々な野外イベントへ足を運び多くの被写体を攻略してきたあの人に 写真撮影してもらったほうがいいや」と、素人に任せるのは安易な考えです。 それにスタジオフォトウェディングでもチャペルや式場で撮影をするプランも用意 されていますので、どんな雰囲気で撮影したいか、この背景でもぜひ、との希望が あるのなら遠慮せずに相談すれば必ず道は開かれるでしょう。 式場で撮影をしたカップルの感想は「結婚式を挙げたわけではないのにその気分を 全身で堪能できて嬉しかった」「自分には縁が無いと思われていた指輪交換の儀式 だけど撮影の中で疑似体験することができてとてもハッピー」といった声があります。 もう少しこだわりのフォトウェディングを所望するのであればロケーションフォト ウェディングも用意されているので、旅行が好きだったり野外が好きなカップルなら こちらのプランもお勧めできるでしょう。 撮影場所をスタジオから大自然に移したのがロケーションフォトウェディングで、 中でも海岸を背景にしたビーチフォトウェディングがとても人気があります。 他にも山中や草原の景色の良い場所、奈良の大仏やナナちゃん人形などシンボル的な 建造物を背景に、なんてプランも地元の人には人気がありそうです。 屋外ですので天候が写真の出来栄えを左右するのがやや難点ですが、それも自分達 だけの一枚、この曇り空は写真スタジオでは得られないものだ、と考えれば納得 することもさほど難しくありません。 このロケーションフォトウェディングもどんどんお客さんのニーズを取り入れて新たな サービスを試みており、海外ロケをしてくれる業者も登場しています。